こんにちは!なるや先生です。
前回のブログに引き続き、MakeX世界大会のレポートです!
今回は試合3日目と、会場に設置していた日本のブースについてです。
(前回までのブログ)
①2023年MakeX世界大会レポート 【選手登録篇】
②2023年MakeX世界大会レポート 【大会1日目篇】
③2023年MakeX世界大会レポート 【大会2日目篇】
会場には文化交流を目的として、各国ごとにブースが用意されています。
選手にはあらかじめ「X」というチケットが配られており、会場内で通貨のように使用します。
日本ブースは折り紙で折った鶴や兜、オリジナルの缶バッジを準備してきました。
折り紙は日本の文化なんですよ!
特に鶴は他の国では珍しいらしく、みんな欲しがっていました。
日本ブースは終始大盛況。
カズマサ君はさらに集客すべく、じゃんけんで勝ったら景品をあげるというゲーム要素を加えました。
中国のじゃんけんは、チョキ「剪刀」、グー「石头」、パ-は紙ではなく「布(プ-)」。
日本メンバー大人気。写真を撮りの行列ができたり、ファンができたりしていました。
日本人は中国でモテるのでしょうか?
言わせてもらいますが、僕もかなりモテました。10人くらいから連絡先聞かれたんですよ!
中国に住んじゃおうかと思いました。
アラタ君が取材を受けていました。
「japanese hat」と言って、かぶっていた兜を紹介。
なんだか英語力も上がった模様。
持ってきたグッズがすぐなくなり、急遽みんなで折り紙をせっせと折りました。
リサコちゃんが作っているのはミニ正十二面体!
すごすぎます!僕には作れる気が全くしません、潰してしまいそう。
2日間でXチケットが142枚も集まりました!
Xチケットは人気の証です。
その数が多ければ賞がもらえるのです。
結果は表彰式で発表されます。期待大です。
会場の入り口には、mBotやMakeXの競技の体験ブース、mBotを使った卓球や風船割りゲームなどのコーナーがありました。
体験ブースでアイディアを得たカズマサ君。次のmBot大会で風船割りゲームでをやると意気揚々。
ちゃんと自分ごととして会場を観察していることに感心しました!
リサコちゃんは新しいレーザーカッターでbambooのロゴマークを彫刻。
こんな薄く彫刻できるなんてすごい!
ヒナコちゃんは他の国のブースで宇宙人の形をした蒸しパンをゲット。
ものづくりフェスのキャラクターのバッキングに似ていて可愛い!
それぞれのブースを見て回るだけでも楽しい!
試合が全て終わったので、気持ちを切り替え、
ブースで射的ゲームを始めることに。
自分たちのロボットをあっさり解体し、射的用の銃に組み換えます。
その場で作り変えるなんてすごい適応力。
かずまさ君は「DOHSCHOOLでガトリング銃を作ったからこんなの朝飯前だよ」とのこと。
MakeXのスタッフも、通る人みんな興味津々!
子供たちの、その場で楽しむ力が素晴らしいと思いました。
舞台では決勝戦が行われています。
見事優勝したのは、タイのチームでした。
タイチームの完璧な動き、完璧なプログラミングに、感動すら覚えました。
良い勉強になりました。
そしていよいよ、ブースの賞の発表です!
なんと、、、、日本ブースは区域文化展示賞を受賞しました!!
おめでとう!
会場では2024年 Make Xの新競技のフィールドが発表されました。
子供たちの目はすでに次に向かっています!
3日間みんなよくがんばりました。
僕は初めての海外で、もちろん世界大会を経験したのも初めてでした。
色々な人と関わり、他国の文化に触れ刺激を受けました。
来年も参加できるよう、みんなで頑張っていきます!
最後までご覧いただきありがとうございました。
世界のSTEAM教育で多く扱われている教材ロボットメーカーMakeblock社(中国)が主催するロボットコンペティション「MakeX」のSTARTER競技が2024年12月5日〜6日の2日間、中国の深圳で開催され、「DOHSCHOOL」の2チームが参加しました。
同大会は、各国で開催する予選において、優秀な成績を収めたチームが参加できます。
今年は2,100チーム、4,200人を超える選手が参加しました。
MakeX は中国国内34の省行政区、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、南米、北米、アフリカを含む6大陸60か国以上で、600以上のプロフェッショナルロボット競技会を開催しています。15万人以上の若者が参加し、1000万人以上のMakeblockユーザーがロボットプログラミングを楽しんでいます。
MakeXには大きく6つの競技があり、DOHSCHOOLのチームが参加したのは「STARTER」という競技です。この競技は6〜13歳の2人チームで編成され、4つの個人タスクと、4つの同盟タスクで得点を競います。同盟タスクでは相手チームとの協力が求められ、競技を通じて世界中の子どもたちが友情を育むことを目指しています。STARTERの競技は世界から約350チームが参加しました。
今年は「Mr.ウィンナー」のヒロトくん(中学1年生)とジュタロウくん(中学1年生)、そして「ナイトシミー」のスバルくん(小学6年生)とトモヤくん(小学6年生)がそれぞれ世界大会初出場を果たしました。
2チームは世界中から集まった優れたチームとの対戦に挑みましたが、残念ながら決勝進出は果たせませんでした。
飛行機を乗ると気圧の違いを通ってきているためか、ロボットがいつものように動かない。ミッションをクリアするためのプログラミングの修正に追われ、普段の実力が発揮出来ない、これは海外の大会に参加する度に打ち当たる壁です。
各国、各地域ごとに用意された文化交流ブースでは、日本の選手たちが作った折り鶴や、日本のお菓子を紹介し、多くの参加者が訪れました。
折り鶴は毎回とても人気があり、外国の選手に折り方を教えてあげたり、外国の選手が独自の折り方を教えてくれたり、折り紙だけでも色々な交流をすることができました。
「Mr.ウィンナー」のヒロトくん(中学1年生)「海外では日本と同じようにプログラミングができなくて悔しかった。」
ジュタロウくん(中学1年生)「海外で大会に参加する難しさを感じた」と世界の壁の高さを語ってくれました。
「ナイトシミー」のスバルくん(小学6年生)「他の国の選手と話したり、一緒に活動したりして、普段できない経験ができました。」
トモヤくん(小学6年生)「大会で学んだことを生かして、次の挑戦に向けて準備したいです。」
中国では、MakeXでの成績や出場経験は、進学や就職のための内申に影響するようなので、保護者の熱意も強いものを感じました。日本のこれからのSTEAM教育においても考えさせられる機会となりました。
大会での経験は、選手たちにとって競技スキルだけでなく、異文化理解や国際交流の重要性を学ぶ大きな機会となりました。
DOHSCHOOLでは次回のMakeX大会の参加者を募集中です。
世界でも活躍できるロボット作りにチャレンジしましょう!
more3月26日日曜日、第14回mBot大会を開催しました!
冷たい雨の中での開催でしたが、熱気で窓ガラスが曇ってしまうほど、教室内は盛り上がっておりました。
その様子をご報告いたします!
今回も「mBotサッカー」・「mBotファッションショー」・「タイルコースゲーム」の3競技を行いました。
13:00開会式。
mBot大会は下記のスケジュールで進めていきます。
13:00 開会式
13:30 mBotサッカー&タイルコースゲーム 開始
16:00 mBotサッカー&タイルコースゲーム 終了
16:00 mBotファッションショー 開始
16:40 mBotファッションショー 終了
16:45 表彰・閉会式
17:00 閉会
【mBotサッカー】
2対2のチームに分かれてmBotでサッカーを行います。
2分間の試合時間で多く点を入れたチームが勝ちです。
操縦は、十字キーでコントロールできるようにプログラムされています。
「ファウル」や「壁にボールが押し込まれ身動きが取れないとき」、「引き分けだったとき」などの細かなルールは、It is ITの中高生がルールを決めました。
【mBotファッションショー】
カスタマイズした自分のmBotを発表する場です。
会場に設置されたランウェイの上を走らせ、みんなにアピールします。
大会に来場した方全員が投票をして、優勝を決めます。
【タイルコースゲーム】
Makeblock公式テキスト「mBotで楽しむ!レッツロボットプログラミング」で紹介されているゲームです。
1度ボタンを押しただけで、タイルコース上をmBotがスタートからゴールまで走るようプログラミングしていきます。
1番早く多くのタイルコースをクリアした子が優勝です。
サッカーゲームとタイルコースゲームがスタート!
今回は10チームの総当たり戦で行います。
キックオフ!
守りと攻めに分かれてプレーするチームもいれば、とにかく攻めに徹するチームがあったり、チームによって様々な作戦を立てていました。
初めて会った子同士のチームもありましたが、サッカーを通してすぐに仲良し。
一方、タイルコースに一点集中する生徒も。
タイルコースは、最も早く、かつ一番多くのコースをクリアした人が優勝となります。
サッカーの盛り上がりを物ともせず、すごい集中力でプログラミングする姿が印象的でした。
恒例の「クッキー先生のクレープ店」と「ジャッキー先生のクリームソーダ店」。
「ちこちゃん&かよちゃんのわたがし店」が初出店。
カラフルでふわふわ、かわいい上に、味がとっても美味しい!
一人で何個も注文している子もいて、大盛況でした。
サッカーは激戦の末、
チーム「かずまさ&ゆうき」とチーム「堂安」の決勝戦対決となりました。
2チームとも勝ち残るだけありレベルが高い!
結果、優勝したのは、、、、、、、、
チーム「かずまさ&ゆうき」でした!
おめでとう!!
続いて、mBotファッションショーが始まります。
これがmBotファッションショーの舞台です。
大会前日にマイクラパイソンコースに通う中学生のユウキくん&タクミくんが舞台制作を手伝ってくれたおかげで、
かっこいい舞台になりました!
今回は7名が出場。
・ペットボトルのキャップを使いエコなmBot
・なんとも良い顔のお面を付けたmBot
・日焼けをしたくないので庇をつけたmBot
・お腹が空いた子に分け与えるための食料をのせたトレイを付けたmBot
・クッキー先生と戦う戦車mBot
・大きな羽を付け、虫のようで虫でないロボ mBot
・ウサギの可愛いお面を付けたmBot
個性のある作品が勢揃い。
一人ずつランウェイを走らせ、マイクを持ってみんなにプレゼンをします。
投票の結果、
見事今回のファッションショーの優勝者に選ばれたのはアラタ君作『虫のようで虫でないロボ』でした!
おめでとう!!
どの作品も甲乙つけがたい!素晴らしい作品でした。
最後に表彰式。
【mBotサッカー】優勝
チーム「かずまさ&ゆうき」
【タイルコースゲーム】優勝
ゆういちろう君
ゆういちろう君は見事2連覇!
感想を聞いたところ
「簡単だった」とのこと!
次回はもっと複雑なコースを考えなければなりません!
【mBotファッションショー】優勝
アラタ君
mBot大会は、入門コースで学んだことを発表するための場として、
また、通う曜日が違うため、普段顔を合わせることがない生徒同士の交流の場として始まりました。
年に3回、春夏冬に開催しております。
次回 第15回 mBot大会は8月27日(日)です。 お楽しみに!
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本日の授業の様子です!
■15:00~17:00
□入門コース□
ソウマ君とケイシ君は、mBotの超音波センサーを使ったプログラミングを学びました。
壁にぶつかりそうになると自動で避けるプログラムです。
mBotの走る速さに対して、超音波センサーが反応する距離感が掴めず、壁にぶつかってしまいましたが、
何度か調整を重ね、壁を上手に避けられるようにプログラムすることができました。
■17:00~19:00
□ロボコンコース□
5月にアメリカで行われるVEXの世界大会に向けて、ロボットの制作と、
大会会場で配るオリジナルグッズを作りました。
チームSubaFukuは、ロボット一度解体し、再構築。新しいアーム付け替えました。
その後、レーザーカッターを使い、SubaFukuオリジナルキーフォルダーを制作。
チームlaurelsは動画を参考にしながら、ディスクを効率よく回収できるよう、ロボットの改造をしました。
チーム頭文字Tは、回収したディスクを滑らかに飛ばせるようにロボットの調整をしました。
発射口の高さを、ディスク2枚分から1.5枚分に変えることで、以前より滑らかに飛ばせるようになりました。
ユウスケくんは今日がロボット専攻一日目。VEXの基礎となるロボット制作から始めました。
ものづくりが得意なユウスケくん、授業後半にはVEXのパーツを上手に使い、オリジナルの弓矢を作っていました。
VEX世界大会まであと1ヶ月。
ロボット作り、英語インタビューの練習、グッズ制作等、課題はまだまだたくさんあります。がんばれ!
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2023年MakeX世界大会レポート【大会2日目篇】
こんにちは!
前回のブログに引き続き、MakeX世界大会のレポートです!
(前回までのブログ)
①2023年MakeX世界大会レポート 【選手登録篇】
②2023年MakeX世界大会レポート 【大会1日目篇】
12月8日(土)、大会2日目を迎えました。
この日は9時30分から試合が始まります。
朝が早く、選手達は少し疲れ気味。
着いたらすぐに、ピッチルームで試合の準備です。
会場の雰囲気にも慣れ、昨日より落ち着いた様子。
時間通りに試合開始。
チーム「bamboo」の3試合目は490点。
プログラムが安定してきました。
相手チームとの連携もあり、点数を維持できました。
チーム「ARAMASA」の3試合目は420点。
今回はアラタ君がマニュアルコースの操縦を担当しました。
何度も練習を重ねてきたので、ボールを集めや、チームマーカー運びのタスクはかなり速くなっていました。
しかし、ロボットのバッテリーがなくなってしまいボールを落とすことが出来ず仕舞い。
試合が終わってから両チームすぐに練習再開。

プログラムを修正。
RGBライントレースセンサーがしっかり色判別できるか、それぞれのタスクで正しく動くか。
最後の試合に向け入念にチェック。
14時、4試合目。
チーム「bamboo」の4試合目は440点。
少し点数が下がってしまいました。
黄色キューブを運ぶプログラムが上手くいかなかったようです。
本番は何が起きるかわかりませんね、、、。
チーム「ARAMASA」4試合目は660点。
4試合中最高得点!
最終調整を行なったプログラムがうまくいったようです。
アラタ君はボールを入れるコツを掴み、ロスのない、いい動き!
試合後、選手4人は日本代表としてMakeX公式プロモーションビデオの撮影に駆り出されました。
開始30秒、40秒に映っています。
かっこいいです。
探してみてください!
いつかDOHSCHOOLのプロモーションビデオも撮りたいです。”let’s go DOHSCHOOL!”
17時、ついに結果発表。
2チームとも残念ながら決勝トーナメントに進むことはできませんでした。
環境の違いや、言葉の壁などもありましたが、
他チームとの実力差、練習不足を痛感しました。
結果はともあれ、今回の経験は決して無駄にはなりません。
大会を通して、短期間での子供達4人の成長は目を見張るものでした。
異文化に触れ、言語の違う人たちとコミュニケーションを取り、
同じロボット競技で、それぞれ違うアプローチで大会に挑む。
五感をフル活用した、とても貴重な時間となったことでしょう。
みんなお疲れ様でした!