【校外授業】インフォメーションスタディクラスで火の鳥展を見に行きました。
2025年5月21日2024年からスタートした、高校の「情報I」の内容をプロジェクトベースで学ぶインフォメーションスタディクラス。
1年通して、自分のプロジェクトの内容を検討してきました。
共通して「情報とは何か」情報とは人間にとって意味や価値のあるデータと定義し考えていきます。
では情報はどこからやってきたのか?
情報の歴史(著:松岡正剛)によると、情報の始まりは「ビッグバン」である。光が自由に動けるようになった「宇宙の晴れ上がり」、そしてプリコジン(非平衡熱力学研究者1977ノーベル化学賞)の仮説によると、大きなエントロピーに対して、小エントロピーという秩序を生成する局所系が生まれ、ゆらぎが生じて生命が誕生したのでは無いか。
そのように捉えると「情報」とはとても面白い学びである。
私たちの作り出す秩序は生命の証であり、しかしまた逆の混沌も生命の根源である。
デジタルという新しい素材が誕生し、身体と離れた知識は私たちに何を考えさせるのか?
福岡伸一氏の提唱する「動的平衡=宇宙生命」と手塚治虫が火の鳥に込めた「生と死」について展示会を通して知り、
これから君たちはどう生きるのか?
手塚治虫が最後に残したかった 火の鳥の最終章をみんなで考えよう!